コルクの特徴・特性
FEATURE
自然が作り出す理想の素材コルクの秘密は…。
コルクは、ブナ科の常緑樹コルクガシの形成層で、一般の木 のような植物性鱒雑草ではなく、微細な細胞(14面体で1cm2内に2-4千万個)の集合体と気孔とでできています。 細胞は隙間なくきちんと並んでおり、細胞断面の長さは季節 によって70~10ミクロンの間で変化します。 ハーバード大学のプレデリックT・レウイス教授は、コルク 細胞は14個の側面を有し、その内6面は四辺形であり、B面 は6角形であることを実証しました。この14面体の細胞が存 在するということは、細胞に最小の表面積で最大の容積を与 え、しかも細胞をきっちりと配列させ結合させるという、自然の法則によるものです。もちろん、すべてのコルク細胞が 完全な14面体ではなく、生長速度、密集度、その他の要素に より14面以下のコルク細胞も多くあります。コルクが化学 製品にないすぐれた数々の特性を持っているのは、この独 立した細胞の集まりを有しているからなのです。
いろいろな分野で活躍するコルク
瓶 冠 用
- 王冠用ジスク
- ワイン栓
- シャンペン栓
- ブランデー・ウィスキー栓
- 一般コルク栓
工 業 用
- ガスケット(自動車・変圧器・メーター類など)
- クラッチ板(ミシン・オートバイなど)
- ブレーキ板(ミシン・オートバイなど)
建 築 用
- 内装用(床材、壁材、天井材など)
- 防振材(一般住宅、高層ビル、原子炉格納容器、一般工事など)
- 断熱材(冷蔵倉庫、冷凍車両、冷凍船、スペースシャトルなど)
家庭・雑貨用
- サンダル
- 掲示板
- コースター
- 玩具、日用品
- 救命具
スポーツ・レジャー用
- ソフトボール芯
- 硬式ボール芯
- ボウリングボール芯
- 釣竿グリップ
- スキーストック
- ゴルフクラブグリップ